南の星たちと共に

保育士をしています。

男性保育士は今

長年保育士は女性社会でした。かつては「保母」と言われていた資格も今は「保育士」とされ資格名上は性別での差別がなくなったように思えます。
 しかし、採用段階では普通に男性だからといって断られることが令和になった今でもとても多いです。
男性の園長から「誠に残念ではございますが、現在男性の保育士さんの受入態勢が出来ておりません。
ご希望に添えず恐縮ですが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。」と履歴書を送った段階で不採用の連絡が来たことがありました。男性が園長ならば少なくとも男性保育士の受け入れ体制を整えておくべきでしょう。自分は園でどうやって活動をしているのか疑問です。
 また、「男性保育士がいませんので着替えなどに問題があります。男性となると力仕事もやることになるでしょう。それでも良いならば履歴書を送ってください」というところもありました。力仕事はもちろんやりますが、私は力仕事がしたいのではなくて、保育がしたくて応募したのですが。。。
 と、他にもここでは書ききれない悔しい思いをたくさんしてきました。
正直、男性保育士が全保育士の過半数を超えているとそれはそれで厳しいかもしれませんが、各園に数名はいても良いかと思います。社会に出ればもちろん男性もいますし、家庭の代替機能として保育園を考えるならば、男性保育士がいるほうがよいでしょう。
 この保育業界で男性保育士が生き残るには圧倒的な知識や技術が必要だと思います。そのために私は日々勉強をしてきました。研鑽を積んでいる男性保育士はどれだけいるでしょうか。男性保育士がこれからさらに受け入れられていくには彼らのプロとしての意識の向上と知識や技術の向上が必須であると思います。
 ぜひ、男性保育士には日々の研鑽を積んでいって貰えればと願っています。